ATOMS Quality

業界の常識やタブーといった固定観念を全て捨てて挑戦してきた変化がいま、
ATOMSの品質を裏付けています。

皮上から革下まで

グラブの素材である牛革。その原皮を生産する人々、皮を鞣(なめ)して革にしてくれるタンナー、それぞれと繋がることで、より良い素材を手に入れるのは当然のことのように思えます。しかしこれまで、そうした取り組みに挑むメーカーは存在しませんでした。それは、均質を最優先とする日本のものづくり現場の体質が影響していたのかもしれません。どの産地の原皮であれ、どのタンナーであれ、どの製造工場であれ、均質なグラブでなければならないという考え方です。皮は生き物の一部であり、個体ごとに違いがあるのは当然で、タンナーごとに探しのアプローチに違いがあるのもまた当然、ATOMSはそう考えます。

台頭していく若き職人

私たちの会社では、若い職人たちが新鮮な感覚とエネルギーを最大限に活かして話し合い、グラブ製造の最前線で活躍しています。また積極的にプロ野球選手のグラブ製造に関わることで、貴重な経験を積み重ねています。
現代のプレイヤーたちのニーズを理解し、彼らが望む製品をイメージしやすいのは、同じ時代を生きる若い職人たちだからこそ。その感覚と知識を会社全体に共有することで、ニーズの変化に対して柔軟に対応することで、強靭な組織を作り上げています。彼らの情熱と技術が、これからのグラブ製造に新たな可能性を切り開いていくと信じています。