MAKE
PROCESS
グラブができるまで

天然素材である牛の革をひとつひとつ手作業で、
最高の道具に仕立て上げます。

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    必要なのは、品質を保っための厳しい目利き。効率的に革を選び、無駄無く革を活かすことが、グラブづくりの第一歩です。カラーは19色でオーダー対応可能です。

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    ご要望によって決定した革を、金型で裁断。オーダーに応じて型を決めますが、金型がない場合は、型紙からおこしてデータを作成し、自動裁断機で革を裁断しています。

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    パーツ別に1.4〜2.3mmに微調整し、それぞれのパーツによって厚みを調整します。さらに、折り返しや縫い合わせの位置に合わせてもう一度漉きをかけます。厚みの調整は革の状態により異なるため、人の手の微妙な感覚が重要です。

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    ATOMSグラブは、約220°Cで「素焼刻印」を行っています。
    印字が限られた範囲のみのため、革の傷を隠せません。ほぼブランクの捕球面は、ATOMSが使用する革に自信を持っていることの証です。

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    縫製はグラブ製造における花形の工程。30種ほどあるパーツ同士を革の伸びなどを考慮し縫い合わせ、使いやすいグラブへと姿を変化させます。グラブの見た目やグラブの完成度に関わる高度な技術が必要な作業です。

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    グラブは手袋2枚で構成されています。手が直接触れる「裏」と、捕球面・背面など外側を覆う「表」の2つの袋を、1つの袋にします。この作業の善し悪しでグラブの表情は変わります。
    フィット感に大きな差が出る、技術力が必要な作業です。

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    グラブの表袋の端に、幅3cmほどの革テープを縫いつけます。その革テープを巻き込んで、切り口が見えないように飾り縫いをします。ミリ単位の縫製技術が必要な作業です。

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    親指と小指の芯を入れます。革の袋だけでは、手袋のようなもの。芯を入れることで、打球に負けない強度を作り出し、捕球時にクッションの役目を果たします。ATOMSがグラブに求める「強度」と「粘り」が、ここで生まれます。

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    グリスは潤滑油と接着剤の機能を持っています。ATOMSでは、潤滑性を高めるため、独自に配合したグリスを使用しています。

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    グラブ作りの最終仕トげの工程が、レースでの組み立てです。この工程により、グラブの形状が決まります。重要なのは紙の締め加減。緩めに通す部分と、きつく締める部分を熟知していなければできない行程です。

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    単に柔らかい材料を使い、すぐ使用できるグラブではなく、程よい硬さと柔軟性を持つ素材を使用し、使い込むことで手に馴染む「使いやすさ」にこだわったグラブを作り上げています。